Visual C++でDirectXを使う場合の設定メモ
Visual C++でDirectX使おうと思ったら予想外に手こずったので手順をメモ。
環境は,
Visual C++をインストール
なにはともあれ開発環境。 今回はタダで使えるExpress Editionを利用。 このページからダウンロードしてインストール。 30日以上の使用にはLiveID(無料)が必要。
DirectX SDKのインストール
DirectXでなにかを作るために必要なもの。 このページからダウンロードしてインストール。
プロジェクトの作成
環境が整ったらさっそくプロジェクトを作成。Visual C++を起動して,
- 「プロジェクトの種類」は「全般」
- 「テンプレート」は「空のプロジェクト」
を選択。 他のテンプレートでもできるかもしれないけど今回は一番シンプルなやつで。 プロジェクト名を入力して「OK」すれば新しいプロジェクトができる。
プロジェクトの設定
ここからが本番。 プロジェクトの作成後,そのままの状態ではDirectX SDK付属のサンプルプログラムすら動かないので設定を変更する。
ディレクトリの追加
- ツール
- オプション
- プロジェクトおよびソリューション
- VC++ディレクトリ
- プロジェクトおよびソリューション
- オプション
「ディレクトリを表示するプロジェクト」で「インクルードファイル」を選んで,
を追加。 さらに「ディレクトリを表示するプロジェクト」で「ライブラリファイル」を選んで,
を追加。 プロジェクト毎に設定することもできるけど, サンプルを実行してみるときにいちいち設定し直すのは面倒なので,ここで設定。
依存ファイルの追加
- プロジェクトのプロパティ
- 構成プロパティ
- リンカ
- 入力
- 追加の依存ファイル
- 入力
- リンカ
- 構成プロパティ
- Debug
- d3dxof.lib dxguid.lib d3dx9d.lib d3d9.lib winmm.lib
- Release
- d3dxof.lib dxguid.lib d3dx9.lib d3d9.lib winmm.lib
を追加。 DebugとReleaseは,プロパティウィンドウの左上にある「構成」で選択する。