技術系の情報をどのようにキャッチアップするか
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先日、勤務先の技術ブログに「技術系の最新情報をどこで得ているか」のアンケート記事を書いた。
この記事は社内のエンジニアがどこから情報を得ているかを集計したものだったので、個人的にはどうしているのかをメモしておく。
モチベーション #
紹介した記事の冒頭にあるように、少し前までは社内のSlackに流れてくる情報を頼りに生活していた。 信頼のおける情報源である同僚たちが、社内というコンテキストを共有した中で共有してくれる情報なので、 それが役に立つものであることはほぼほぼ保証されている。
とはいえ、自分でも情報を集められるようにならないとなーという気持ちがあり、 いくつかの情報源を試している。 まだ試行錯誤中なので、今後変わる可能性は大いにある。
RSS #
基本的にはRSSフィードを追うようにしている。 X(Twitter)を見るのでもいいかもしれないが、ノイズが多すぎるのでここ数年はほとんど使っていない。
RSSリーダーにはReeder.を使っている。
Reederは昔からあるRSSリーダーアプリで、以前Reeder5を使っていた。 今回RSSリーダーをまた使い始めるにあたって、Reeder系を使おうかとストアで検索したところ、 Reederシリーズの後継であるReeder.があることを知ったのでそれを使っている。
機能としては非常にシンプル。 未読・既読管理機能はなく、フィードまたはフォルダごとにどこまでスクロールしたのかのみを記録する。 マルチデバイス・マルチプラットフォーム対応で、iCloud経由でスクロール位置(とLinks/Later/Bookmarks/Favorites)が同期される。
RSSフィードだけでなく、Bluesky上のアカウントやYoutubeチャンネルにも対応している。 それらもRSSフィードと同じインターフェイスで眺められるのが便利。
あと動きがやたらとヌルヌルしていて気持ちいい。
無料版では10フィードまで登録できる。 有料のサブスクプランに入れば11フィード以上登録できるようになる。 執筆時点では1500円/年。
次に今の時点で登録しているフィードについてもメモしておく。
トレンド系 #
- Zennのトレンド
- https://zenn.dev/feed/
- ジャンルに関わらず人気そうな記事を眺める用途
- Qiita - 人気の記事
- https://qiita.com/popular-items/feed
- Zennと同じく。Zennにユーザーを取られている気がしないでもないが、まだまだ元気そう
- はてなブックマーク - テクノロジー
- http://b.hatena.ne.jp/hotentry/it.rss
- こちらもユーザーが減っている気がしないでもないが、読みたくなる記事が流れてくるので
- GitHub Trending
- https://bsky.app/profile/github-trending.bsky.social
- Blueskyのbotを登録している
- リポジトリのdescriptionや要約を付与してくれるので一覧性が高い
- Hacker News JP
- https://bsky.app/profile/hacker-news-jp.bsky.social
- これもBlueskyのbot
- タイトルと要約を日本語で付けてくれるので読みやすい
- ちなみにbot作者はGitHub Trendingと同じ方。ありがたや
ニュース系 #
ニュース記事を配信しているサイトのフィードをいくつか登録している。
- AWS News Blog
- https://aws.amazon.com/blogs/aws/feed/
- AWS関連の公式ニュース(英語)
- Amazon Web Services ブログ
- https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/feed/
- AWS関連公式ニュース(日本語)
- 当然ながら鮮度は英語版の方がいい
- DevelopersIO
- https://dev.classmethod.jp/feed/
- AWS関連サードパーティーニュース目的で登録している
- 新サービスを実際に使ってみた系の記事にお世話になっている
- Publickey
- https://www.publickey1.jp/atom.xml
- IT軽ニュースサイト
- TechCrunch
言語やサービスなどの公式ブログ #
使っているものの最新情報を追いかけるために。
- The Go Blog
- https://go.dev/blog/feed.atom
- 仕事で一番使うのはGoなので
- Rust Blog
- https://blog.rust-lang.org/feed.xml
- 最近Rustの勉強をしているので
- The GitHub Blog
- https://github.blog/feed/
- GitHub、毎日使うので
- Obsidian Blog
- https://obsidian.md/feed.xml
- ここ1年くらいメインで使っているメモアプリ
- Kagi Blog
- https://blog.kagi.com/rss.xml
- ここ1年くらいメインで使っている検索エンジン
企業ブログ系 #
はじめはいくつか登録していたが、量が多くなりすぎたのでやめてしまった。 話題になったらトレンド系のフィードに流れてくるし。
次はRSSではないもの。
フィード系サービス #
- daily.dev
- https://daily.dev/
- 主に海外発の技術系記事が流れてくる
- コミュニティとしての機能もあるみたいだけど使っていない
- 先日Streakが途絶えて見に行くモチベーションが下がっているところ・・・
- Techfeed
- https://techfeed.io/
- 主に国内の技術系記事が流れてくる
- 海外記事カテゴリもある
イベント #
流行っているトピックを追うのには良さそう。 ただ、技術系のイベントの多くは夕方移行に始まるので、子持ちには厳しい。 行くなら懇親会まで参加したい。
AWS Summitなど、日中ガッツリやる公式イベントは、仕事という名目で参加している。 先週開催されていたre:Inventは公式ニュースやまとめ記事を追っていた。
日中開催されているオンラインイベントもあるので、Connpassを眺めて探したりしている。 が、参加登録までして参加を忘れがち・・・。
SNS #
X(Twitter)は疲れるので見てない。
Blueskyのトレンド・ニュース系botはフォローせず(あるいはミュートして)Reeder.に登録している。 Blueskyにはフィードもあるのでこれフォローしているものもあるが、最近はあんまり見てないかも。
- golang
- Rustlang
- Obsidian部
見かけた情報をどうするか #
とりあえず手元のメモに残している。 ObsidianのThinoというプラグインを使っているので、まずはそこに放り込む。
メモだけで済ますか、その後もうちょっと調べるか、どこかにシェアするか、などは気分次第。
まとめ #
いまのメインの情報源はRSS。 それ以外にもいくつか併用してはいるものの、複数チャンネルを追うのは大変だし頭もあるのでRSSリーダーに集約したい。