我が家のスマートホームデバイスマップ 2025年版
Table of Contents
毎年恒例の振り返り記事、にしようとしているスマートホームデバイスマップ。 昨年のものはこちら。
構成 #
昨年から変更があった要素には 追加は青 で、 入れ替えは黄色 でそれぞれ網掛けしている。 変更の詳細については後述。
昨年からの変化 #
Alexa の導入 #
スマートスピーカーとしては長らく Google Home Mini を使っていたが、ここ最近音声の聞き取りが不安定になっていた。 タイマーを止めようにも音声操作を受け付けずになり続けたり、そもそもタイマーのアラート音が途切れ途切れだったり (経年劣化でそこが調子が悪くなることがあるんだろうか。ファームウェアアップデートでメモリが足りなくなった?)。
せっかくだから Alexa も試してみるかということで、Prime デーで Echo Show 5 を購入。
スマートスピーカーとしては問題なく動作しているが・・・、 カレンダーの予定を常時表示できるのかと思ったらできなかったのでそこは期待外れ。 radiko でラジオを流しても、「radiko でラジオを流している」ということ以上の情報が表示されず、番組の情報や曲名などは表示されない1ので、宝の持ち腐れ感がある。
よく調べずに買ったのが悪いというのは、それはそう。 カレンダー表示は別の何かでやってみるつもり。
Nature Remo Lapis の導入 #
Nature Remo Lapis を手に入れた2ので、これまで IoT ハブがなかった寝室に設置。
Echo Show 5 に追いやられた Google Home Mini も設置したので、寝室で音声操作ができるようになった (上記の通り音声認識の調子がちょっと悪いので、2・3回しゃべらないといけないことがあるけども)。 これですべての部屋を IoT ハブでカバーできたことになる。 3台あるエアコンもすべてリモート操作できるようになった。
ロボット掃除機の買い替え #
長らく2017年製の Roomba 960 を使っていたが、これをついに置き換えた。 8年ヘビーに使っていたのでいい加減ガタが来ており、ガンガン壁にぶつかった挙げ句充電ドックに戻って来れないということが多発していた。
新しく買ったのは Roborock の Q10V+。
選定条件としては以下の通り。
- 紙パック式のゴミ収集ドックがある
- 障害物回避機能がある
ロボット掃除機を使っている中で感じる2大ストレスといえば、ロボット掃除機自体の掃除と、ロボット掃除機を動かすために床の片付けをしなければならないこと。 前者はゴミ収集ドックがあればあらかた解決するし、後者は障害物回避ができればある程度手を抜けるだろうという目論見。 どちらの解決策も、各社一定以上のグレードのモデルであればほぼ標準装備だったので、デザインと価格で Roborock の Q10V+ にした。 Amazon ブラックフライデーで45%オフだった3。
2025年に発売されたモデルということで、それ相応にテクノロジーの進歩を感じる。 壁にはぶつからないし、マップを作って部屋ごとに掃除できるし、障害物もきちんと回避してくれる。 ゴミ収集ドックのお陰で「出かけるついでに掃除させておこうと思ったらダストボックスが一杯で起動できない」ことがなくなった。
不満がないわけではなく、特にマップ周りは突然消失したのが一度、マップ上のドックの位置が変わってしまって戻せなくなりマップごと作り直したのが一度あった。 このあたりはソフトウェアの問題のはずなので、アップデートで改善してほしい。
ちなみに古い Roomba はメルカリで2000円で売れた👋。
スマートロックの導入 #
お試しで SwitchBot のロックを玄関に取り付けた。
解錠機能はほぼ使わず、もっぱらオートロック機能だけを利用している。 鍵のかけ忘れ防止にはとても便利。 外出時二回施錠の通知が来るので、家族が帰ってきたことの緩い見守り用途にも使えている。
ワンドアツーロックの片方にしか設置しておらず、そもそもマンションのエントランスを解錠する必要があるので、キーレス生活ができる気はしない。
スマート電球メーカーの統一 #
これまでスマート電球は Philips、IKEA、SwitchBot、+Style、アイリスオーヤマと5メーカーのものが混在していたが、 これを3メーカーまで減らした。
IKEA とアイリスオーヤマは全撤廃。 Philips と SwitchBot のものに入れ替えた。 Philips の Hue はなかなかのお値段がするが、Amazon の Prime デーでそこそこ割引されていたので、 えいやっとまとめ買いしてリビング・ダイニング・書斎の電球をすべて置き換えた。
寝室が +Style のものだが、これも Philips か SwitchBot に統一したい。 リビングの Hue Bridge からは接続できないので、SwitchBot のものにするか、あるいは Remo Lapis で Hue を接続するか。 いずれにせよ次の大規模セールまではお預け。
今回の置き換えでスマート電球が10個以上余ったが、これはどうしよう。 捨てるのももったいないし、メルカリに出すかなぁ。
運用 #
リビングのスマートスピーカーを Google Home Mini から Echo Show 5 に置き換えたので、 オートメーションの設定も Google Home の自動化から Alexa の定型アクションに移行した。 音声コマンドの使用は主にリビングの Echo Show 5 からなので。
オートメーションの一部、エアコンの細かい操作は Nature Home アプリで設定している。 Google Home・Alexa・SwitchBot 各アプリでは、ざっくりとした操作しかできないので。 風向きを調整した送風を定期実行して、カビ防止としている。 ほっとくと真っ黒になるんだよなぁ・・・。
課題 #
まだデバイスメーカーが混在しているので、特にスマート電球は統一したい。
Google Home アプリでは家のメンバーとして他の Google アカウントを招待できるが、Alexa の設定は家族と共有できない。 調べると Amazon のアカウントを共有する方法を紹介する記事が出てくるが・・・アカウント共有は職業柄アレルギーがあるのでやりたくない。 スケジュール実行と音声コマンドにしてしまえば Alexa アプリを操作する必要はほぼなく、そんなに困っていないのでしばらくこのまま運用してみるつもり。
今後の展望 #
Home Assistant を導入したいなーと考えている。
ただ、具体的にやりたいことがあるわけではなく、なんだかおもしろそう、程度の解像度なので、まずは何ができるのかを調べる必要がある。
まとめ #
振り返ってみるとけっこうな範囲で変更があった。 カバーされている範囲が広くなり、管理も少しずつシンプルになりつつある。
スマートホーム関連、やる気がある時にエイヤッとやらないと進まず、 慣れるとそもそも変えようと思わないので、改善ペースにはムラがある。 新製品が出たらちょっと試してみるようにすると、見直しの機会になっていいのかもしれない。
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これは Echo Show のせいではなく、おそらく radiko アプリのせい。画面をうまく使ってほしい。 ↩︎
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Nature 社に入社した際の貸与品として。 ↩︎
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最近どこもセールし過ぎなので、セール以外では買ったら損まである気がする。 ↩︎