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開発環境現状確認 2026年版

昨年に引き続き、開発環境の現状を記録しておく。

キーボード #

引き続きAtreus62を使っている。 キースイッチのほうがこなれてきたのか、打ちやすさが増している気がする。 単に慣れてきただけという説もある。

ポインティングデバイス #

Elecom HUGE PLUSに乗り換えた。 昨年11月に発売された新モデルで、ベアリング式の人差し指トラックボールを心待ちにしていたので即ポチった。

ベアリング支持になったおかげで、力を入れずにスルスルとボールを動かせるのが快適。 ボタン類はHUGEと全く同じなので移行もスムーズだった。

設定変更にはElecom Mouse Assistantを使うが、Homebrewのformulaがなぜか自動更新されず古いままだったので、 手動更新するPRを送って取り込んでもらった。

開発環境のセットアップ #

昨年と変わらずNixを使っている。 nix-darwinでMacのシステム設定もコード化しているので、環境の再現性が高くて安心感がある。 設定ファイル類はGitHub上で公開している。

プロジェクトごとのツールセットアップにはmiseaquaを併用している。 miseはランタイムのバージョン管理、aquaはCLIツールのインストールに使い分けている形。

ランチャー #

長年愛用していたAlfredから、Mac標準のSpotlightに乗り換えた。 ショートカットアプリで定義したショートカットをSpotlightから直接呼び出せるようになったので、Alfredでやっていたことの大半がカバーできるようになったため。 Alfreadの"Web Bookmarks" Feature相当の機能が無いのでAlfredを使っているが、ブックマーク選択用のアプリケーションを用意してこれを起動してしまえばどうとでもなりそう。

アプリケーションの切り替えとウィンドウコントロールにはBetterTouchToolを使っていたが、 いつからか妙にCPUリソースを食うようになってしまったのでHammerspoonに乗り換えた。

BetterTouchToolはGUI上で設定し、設定内容はiCloud Drive経由で各マシンに共有していたが、 HammerspoonはLuaコードによる設定記述なので、ほかの設定ファイルと同じくGitHub上のリポジトリで管理&同期している。 設定をバージョン管理できるのはやはり安心感がある。

ブラウザ #

Arcが開発停止してしまったのでZenに乗り換えた。 サイドバー型のタブ管理やワークスペースの切り替えなど、Arcで気に入っていた機能がそのまま使える。 使い始めた頃はCPUリソースを馬鹿食いしてバッテリーを激しく消費することがあったが、最近はだいぶ安定してきた気がする。

Geckoベースなので今まで使っていたChrome拡張が使えなくなるというデメリットはあったが、そもそもそんなに拡張を入れていなかったのでそこまで困らなかった。 サービスを利用するための拡張(1PasswordとかTogglとか)は公式の拡張が用意されているし、足りなければCoding Agentに作らせてしまえばいいというのもある。

エディタ #

昨年と変わらず。 まだまだ活発に開発されていて、毎週何かしらのアップデートがある。

以前はClaude CodeのインターフェイスとしてVSCodeを併用していたが、 ACPが実装されてからはVSCodeを開く機会がなくなった。

昨年12月にdevcontainerにも対応した。 まだ手元の環境ではセットアップの途中ではあるが、Coding Agentもより安全に使えるようになるはず。

ターミナルエミュレータ #

昨年と変わらず。 シンプルで動作が軽く、特に不満がないのでこのまま使い続けている。

シェル #

昨年と変わらず。 v4からRust実装になったらしい。

nushellも気になっているが、2ストローク以上のキーバインドが設定できないので保留中。 fishでは3ストロークのキーバインドを多用している1ので、これらが使えなくなるのはちょっとしんどい。

CLI ツール #

ターミナルマルチプレクサ #

昨年と変わらず。 cloneしたgitリポジトリをzellijのデフォルトレイアウトで開くfishスクリプトを書いて便利に使っている。

Git クライアント #

昨年から本格的に使い始めた、ターミナルで使えるGitクライアント。 キーバインドにもだいぶ慣れてきた。

過去のコミットにstageした変更を追加する機能が非常に便利。 「この差分、3つ前のcommitに入れとかないといけないやつだった〜」という時の修正が一発でできる。 手動でやろうとすると、例えば以下のような操作になるところを、

  1. 対象の差分とそれ以外の差分を別々に git stash する
  2. いったん git reset して対象commitまで戻る
  3. 対象の差分を git stash pop する
  4. git add して git commit --amend する
  5. HEAD に戻る
  6. 対象以外の差分を git stash pop する

lazygitを使うとこれだけで済ませられる。

  1. 対象の差分を add する
  2. 対象のcommitを選んで A (Amend) を押す

プログラミング言語 #

メインはGoで変わらず。 TypeScriptをAIに書かせる機会が増えた。 昨年頭に勉強したRustをそろそろ忘れそうなので、書く機会を作りたい。

AIツール #

今年一番出番が増えたカテゴリー。 もはやAI無しでのコーディングは考えられなくなってしまった。

Coding AgentとしてはClaude Codeを使っている。 エディタの項目で書いたとおり、ZedからACP経由で指示を出している。 ターミナルで動くエージェントで、コードベースを読んで実装やリファクタリングをしてくれる。 この記事も アウトライン(人間) → 下書き(Claude Code) → 仕上げ(人間) → レビュー(Claude Code) → 手直し(人間) という工程で書いている。

対話式のAIツールとしては、ソフトウェアエンジニアリング関連のことはClaudeに、 それ以外の一般的な内容はChatGPTに、と使い分けている。 AI内蔵ブラウザはまだ試していないが、こちらも無くてはならないツールになっていくんだろうか。

おわりに #

昨年からの大きな変化は、ArcからZenへの乗り換えと、Claude Codeを始めとしたAIツールの導入だろうか。 Arcの開発停止は残念だったが、Zenの開発が進んでだいぶ使い勝手が近くなってきた。

使い慣れて安定しているように見える開発環境でも、新しいツールを導入すると新鮮味があって楽しい。 そもそも新しい道具を使い始めるのが好きというのもある。 AIパワーで今年も色々なツールが登場してくることを期待したい。


  1. 詳しくは過去記事 常用fish bindingsを参照。 ↩︎